株式会社三栄建設 代表取締役社長 三輪大貴さま
技能実習2025.09.03
株式会社三栄建設では、とび職種・とび作業の分野で、2022年6月から現在までに10名の技能実習生、特定技能を受け入れています。人材不足を背景に受け入れを開始しましたが、実習生・特定技能人材ともにしっかりと働いており、特に経験のある特定技能人材には今後の活躍を期待しています。
実習生の多くは母国の家族のために一生懸命に実習に励んでいます。その中で時には家庭事情を考慮して判断が必要になる場面もあり、また生活面ではアパートでの騒音問題などに対応する必要もあります。教育の場面では、日本語で伝わりにくい部分は言葉だけでなく実地で指導する工夫をしています。さらに、将来的に実習生が成長し戦力となることで、日本人社員自身の業務効率化につながることを意識づけしながら受け入れを進めています。
三愛友好交流協同組合のサポートは迅速で非常に助かっており、引き続き、日本で生活する上での一般常識の徹底教育や、通訳を交えた交流の場を充実させてほしいと感じています。
今後も実習生・特定技能人材の受け入れを継続していく予定であり、長期的に自社で活躍してくれる人材の育成を目指しています。建設業は日本人も含め人手不足が深刻であるため、より早く受け入れを進め、教育を徹底していくことが重要だと考えています。そして、その際には外国人を差別することなく、公平に受け入れる姿勢を大切にしています。